この教材について
正負の数は、発達に課題のある子どもたちが最もつまずくところです。−(−6)=+6 になるところ、そして −6×(−6)=+36 になるかけ算。この2つの区別がつかないのです。
しかし、ここがあいまいなままだと、そのあとの計算はすべて運まかせになってしまいます。だから計算の点数が安定せず、〇がとれるときもあれば、ぜんぶまちがいのときもある、ということがおこります。
つまずきの正体は、「−」に「ひく(計算の記号)」と「マイナス(数の符号)」の2つの役目があることが見えていないこと。さらに、符号の決め方はたし算・ひき算と、かけ算・わり算でルールがちがうのに、それを1つにまぜて使ってしまうことです。
そこでこのアプリは、ルールをカードにして、問題を解いている間もずっと画面に出したままにしました。答えは符号と数字を別々に〇×するので、どこでまちがえたかが分かります。
2つのルールを、
分けてから まぜる
たし算・ひき算だけ
(ステップ1)
かけ算・わり算だけ
(ステップ2)
まぜこぜで見分ける
(ステップ3)
はじめから2つのルールがまざった問題を解くと、どちらのルールを使えばよいのか迷ったまま答えることになります。そこで、まずは「たし算・ひき算」と「かけ算・わり算」を別々に身につけます。ステップ1・2では、いまの問題に使うルールのカードだけが出ます。
そのあとステップ3の「まぜこぜ」で、2つが入りまじった問題を解きます。−(−6)=+6 と −6×(−6)=+36 のように、どちらのルールを使うのかを、問題ごとにカードを選んで見分ける練習です。ステップ4・5の文字の式(かっこのはずし方)は、そのあとに進みます。
このアプリの解き方
| ① ルールを見る | 問題の上に、ルールのカードが出ています。覚えていなくても、見ながら解けます。ステップ3の「まぜこぜ」では2枚がならび、先にどちらのルールを使うかをタップで選んでから答えます |
|---|---|
| ② 符号を先に | 答えは、先に「+か−」を選んでから数字を押します。文字の式は −2x+18 のように、左から組み立てます |
| ③ 2回に分ける | かっこのあるたし算・ひき算と3つのかけ算は、①②の2回に分けて答えます(①かっこをはずす → ②計算する、など) |
- ちがうカードを選んでも止まりません… まぜこぜでちがうルールを選んでも×は出さず、正しいカードに「✓」を付けなおして、「これは × が ある 式。かけ算・わり算の ルールを つかうよ。」のように名指ししてから答えます。解説の1行目には「ルールえらび ⭕」などの印が出て、結果の画面には「ルールを 1回目で えらべた」数が出ます
- ①をまちがえても止まりません… ①の欄に正しい数を出し、「①は −5 だよ」のように名指しして、②は正しい数から続けます。②の練習が①のミスに巻きこまれません
- どこがちがったかを名指し… 片方だけ合っていれば「おしい! ②は あってる!」「おしい!はんぶん あってる!」のように、合っていたところを伝えます
- 3つのかけ算は、左から2つずつ… 新しいルールを増やさず、いつもの「2つの数のかけ算」をくり返して解きます
- 毎回ちがう問題… どのステップも1回100問を、その場で作ります。忘れても、定着するまで何度でも回せます
- まちがえた問題だけ、もういちど… 100問のあとに、まちがえた問題だけを解き直せます
収録内容
| ステップ1 たし算・ひき算 | 符号のへんかん −(−5) など 30問/かっこなし −3+5 など 35問/かっこあり −4−(−6) など 35問(①かっこをはずす → ②計算する、の2回で答える)。合わせて100問 |
|---|---|
| ステップ2 かけ算・わり算 | かけ算 (−2)×(−5) など 35問/わり算 (−12)÷3 など 35問/3つのかけ算 (−2)×3×(−4) など 30問(左から2つずつ、2回で答える)。合わせて100問 |
| ステップ3 まぜこぜ (どっちのルール?) | ステップ1の形 50問と、ステップ2の形 50問がまざって出ます。−(−6)=+6 と −6×(−6)=+36 のように、どちらのルールを使うかを、問題ごとにカードを選んで見分けます。合わせて100問 |
| ステップ4 文字の式(かっこはずし) | −(x−5) の形 50問/−2(x−9) の形 50問 |
| ステップ5 文字の式(レベルアップ) | −3(2x−4) のように、かっこの中の x にも数がついた形 100問 |
| プリント(PDF) | ステップごとの問題と答えのプリント 5種類(A4・計28ページ)。ルールのカードつき。答えのページには①②の途中の数も書いてあります |
見やすさ・続けやすさの工夫
- ルールのカードは消しません… 答えの手がかりが見えていてよい、という考えで作っています
- 1画面に1つの判断… 2つの計算がいる問題は①②に分け、いま答える段だけを明るくします。まぜこぜでは、ルールを選ぶまで数字のボタンは出ません
- ボタンで入力… キーボードは出ません。+−のボタンと数字のボタンだけです
- 紙でも練習できる… 目次の「プリント」から、問題と答えのPDFを開けます
- 横320pxの狭いスマホでも、はみ出しません… 式がカードに入らないときだけ字を小さくします(画面幅を変えて実測して確認しています)
こんなお子さまに
- 計算の点数が、日によってばらばら
- −(−6) や −6×(−6) で手が止まる
- −3−5 を +8 や −2 にしてしまう
- −(x−5) を −x−5 にしてしまう
- 中2・中3になっても、符号のまちがいが続いている
つぎは、乗法公式へ
中3の展開(乗法公式)でも、つまずきの原因は同じ「たし算・ひき算のルール」と「かけ算・わり算のルール」の混同です。このアプリで符号のルールが固まったら、つぎは「乗法公式 計算ルール特訓アプリ」で、1問の中で2つのルールを切りかえる練習へ進めます。
使い方は3ステップ
ご購入後の画面で、パスワードを受け取る
アプリをひらいて、パスワードを入力
ステップ1から順番に。どのステップも1回100問です
動作環境・ご利用について
| 対象学年 | 中学1年生が中心(正負の数・文字の式を学習する時期)。中2・中3で符号のまちがいが続くお子さまの、さかのぼり・土台づくりにもお使いいただけます |
|---|---|
| 教科 | 数学(正負の数のたし算・ひき算・かけ算・わり算/文字の式のかっこのはずし方・分配法則) |
| 収録内容 | 全5ステップ・各100問(たし算・ひき算/かけ算・わり算/まぜこぜ/文字の式 2ステップ。毎回その場で問題を作ります)+プリント(PDF)5種類・計28ページ |
| ご利用方法 | インストール不要。ブラウザでひらいて、パスワードを入力するだけです。 |
| 動作環境 | スマートフォン・タブレット・パソコンの最新ブラウザ(Chrome / Safari など) |
| お支払い | クレジットカード決済(Square)/買い切り・追加料金はありません |
| 返品について | デジタルコンテンツの性質上、決済完了後の返金は原則できません。詳しくは特定商取引法に基づく表記をご覧ください。 |
よくある質問
- Q. 文章題や方程式のドリルですか?
- A. いいえ。正負の数の計算と、文字の式のかっこのはずし方(分配法則)を、符号のルールで解けるようにするためのアプリです。文章題、方程式、同類項をまとめる計算(2(x+3)−(x−4) など)は入っていません。
- Q. ステップ3の「まぜこぜ」は、1つの式にたし算とかけ算がまざった問題ですか?
- A. いいえ。1回の100問の中に、たし算・ひき算の問題と、かけ算・わり算の問題がまざって出る、という意味です。1問ずつ「どちらのルールを使うか」を見分けて答えます。3−(−2)×4 のように、1つの式に両方が入った計算は入っていません。
- Q. 「乗法公式 計算ルール特訓アプリ」とはどうちがいますか?
- A. 別の商品です。このアプリは中1の正負の数・文字の式そのものを固める土台づくり。「乗法公式 計算ルール特訓アプリ」は、その土台の上で中3の展開を解くアプリです。符号のまちがいが中1の計算から出ている場合は、こちらから始めるのがおすすめです。
- Q. 何年生向けですか?
- A. 中心は中学1年生です。中2・中3になっても符号でまちがえてしまうお子さまの、さかのぼり・土台づくりにもお使いいただけます。
- Q. 答えはどうやって入力しますか?
- A. アプリの中のボタンで入力します。先に「+か−」を選んでから数字を押します。文字の式は x のボタンも使って、左から組み立てます。ステップ3の「まぜこぜ」では、その前にルールのカードをタップして選びます。キーボードは使いません。
- Q. 同じ問題ばかりになりませんか?
- A. どのステップも、毎回その場で100問を作るので、解くたびにちがう問題が出ます。100問のあとは「まちがえた問題だけ もういちど」で解き直せます。
- Q. 紙でも練習できますか?
- A. はい。目次の「プリント」から、ステップごとの問題と答えのPDF(5種類・A4・計28ページ。ルールのカードつき)を開けます。印刷してお使いください。
- Q. 発達障害の診断がなくても使えますか?
- A. はい。診断の有無にかかわらず、符号のまちがいが減らないお子さん、点数が安定しないお子さんに役立つ設計です。
- Q. 子どもひとりでも使えますか?
- A. はい。ルールのカードは画面に出たままで、操作はボタンを押すだけです。アプリを開くと、目次の上に「どこで つまずくの?」「つかいかた」の説明も出ます。
- Q. パスワードはいつもらえますか?
- A. ご購入(決済完了)の直後、画面にご案内します。そのページはブックマークしておくと安心です。
- Q. うちの子に合うか分かりません。
- A. まずは無料アプリをお試しください。ご相談はLINEでも承っています。